9/17(水)
ストリートカーにも慣れて来ました。
スミス女史の熱心な活動は私も日本で勉強しておりました。
そのあたりの偉大なる功績は、トロント公共図書館のHPに詳しく書かれています
イギリスからカナダまで運ぶということは、貴重な財産を外に出してしまうということで、両国にとって注目される出来事だったそうです
「オズボーン氏が成人した年までのコレクション」ってところがいいですね。胸きゅんポイントです。
前から見てみたかったホーンブックの実物もみれました
皮に穴が開いていて、そこにひもを通して学校へもっていったそうです
本は貴重だったので、
みんなで回し読みしたり、
本を読める人がみんなに聞かせてあげてたそうです
本はひとりだけのものじゃなかったんですね
一方、豆本サイズの小さな本だったり、
鍵をかけられる本(!)だったり、
自分だけでこっそりよむ本もあったのだとか。
あ、そうそう。母校の図書館への土産話としてもウケそうなものとして…
豆本がめっちゃ可愛い
ブルジョワジーのお子様へのプレゼントに、ちいさな本棚(からっぽ)を最初に買って、
つぎつぎに豆本を書いたし、そこに入れていったとか
ああ、なんて素敵な・・・!
ピーターラビットの初版もありました!
自費出版したときの白黒の挿絵のやつです!
実物は初めて見た・・・滾るよぉぉぉ
カナダのものとしては、
モンゴメリーの初版本。うわああああああ!(初版に燃えるのマニアっぽくて気持ち悪いか??)
”アボンリー”のサイン入り うわあああああああ
愛猫”グッドラック”のラブレター うわああああああああ
”アン”の初版は1908年6月といわれることもありますが、それは嘘で、本当の本物は、”知人にのみ配られた”4月に出版されたバージョンだそうです。
それを知らずに間違えてしまっている情報源もあるそうですね、ひとつ勉強になりました。 Wikipediaは間違えてる
展示の他にも、司書さんに頼んだら、持ってきてくれるそうです
閉架式なんですね
コレクションの責任者の方は、とても優しそうなレディーで、丁寧にごあいさつしてくださいました。恐縮でした。
日本人の司書さんがいらっしゃるので、いろいろ教えていただきました。司書さんすごく親切でしたよ
日本の会社が写本したものが、NDLの子ども図書館のほうに入ってるそうなので、それも帰国したら見に行きます!
そして、仕事終わりに、別のフロアも見てきました。
図書館自体は、まんなかが吹き抜けの4階建て。
ヴィンテージなエレベーターがあります。
4階が、オズボーンコレクション
3階が、SFコレクション
レイ・ブラッドベリがいっぱいいいいいいいいい
そしてそしてカナダで人気(らしい?)ドクター・フー(自分もドクターのファン)
2階が、一般書籍
チャイナタウンが近いため中国語の書棚が充実。
それから、サイエンスフィクションで1コーナーがあるのです。
1階の、入って右が絵本、左がヤングアダルト。
そう、この図書館は、コレクションの関係上、
児童文学とSFが充実している図書館なのです!!!!!!
うわあああああああああああああああああああああ
私のためにあるような図書館ですね、嗚呼、この図書館に住みたい……
また、レポートに詳しくまとめることにします。
とりあえず、日記として書き殴ったまで。
インターンシップ内の興味深いお仕事のことや、