9/17(水)

 

ストリートカーにも慣れて来ました。

 
トロントのスタッフ曰く、ストリートカーはトロントらしい景色だそうで…
 
ニコニコッとして定期を見せたら運転手さんニコッ☆としてくれました。「good morning!」と言っておきました。
うわぁカナディアンっぽい!
トロント大学生がうろうろしている地域なので私のような者にも住みやすい土地です。
 
それにしても何故、昨日はあんなに混んでたのに今日はすいてるんだ?
ストリートカー三連(間を空けずに来た)で運行してたお陰かな?
 
今日のランチは、スパダイナアベニューからチャイニーズストリートへ歩き、
中国料理を食べました。
ワンタンです。
スープにパクチー入ってます
 
ドリンクメニューたくさんあって困ったので、一緒にいた図書館スタッフさんに「珍しいもの!」とお任せして、
 
アボカドピーチ
f:id:ncc1701con:20140918113526j:plain
 
という飲み物を注文しました。
 
変な飲み物を選ぶ傾向にある私ですら引いた。
あまじょっぱかった。
うへへ、トロント、良いセンスしてるじゃん!
 
さて、今日は、トロント公共図書館のひとつ、「リリアン H. スミス」館に所蔵している「オズボーンコレクション」見学をさせていただきました。
 
f:id:ncc1701con:20140918113551j:plain
 
カレッジ・ストリート沿い、スパダイナ・アベニューの角のそばです。
 
 
入り口にはグリフィンの像!
ハリポタ熱が再燃してる私はグリフィンドールを連想しました
f:id:ncc1701con:20140918113936j:plain
 
この館には、
児童図書のオズボーンコレクションと、
SFのメリルコレクションがあるのです。
 
f:id:ncc1701con:20140918113946j:plain
 
オズボーンコレクションは、紀元前からの貴重な本が収集されています。
詳しくはこちらみてください
 

オズボーンコレクション資料室 - 古本ぺんぎん堂

[SUCRA] - 「オズボーン・コレクション」を訪ねて

 

スミス女史の熱心な活動は私も日本で勉強しておりました。
そのあたりの偉大なる功績は、トロント公共図書館のHPに詳しく書かれています

イギリスからカナダまで運ぶということは、貴重な財産を外に出してしまうということで、両国にとって注目される出来事だったそうです
「オズボーン氏が成人した年までのコレクション」ってところがいいですね。胸きゅんポイントです。

 

前から見てみたかったホーンブックの実物もみれました
皮に穴が開いていて、そこにひもを通して学校へもっていったそうです

 

本は貴重だったので、
みんなで回し読みしたり、
本を読める人がみんなに聞かせてあげてたそうです
本はひとりだけのものじゃなかったんですね

 

一方、豆本サイズの小さな本だったり、
鍵をかけられる本(!)だったり、
自分だけでこっそりよむ本もあったのだとか。

 

あ、そうそう。母校の図書館への土産話としてもウケそうなものとして…
豆本がめっちゃ可愛い
ブルジョワジーのお子様へのプレゼントに、ちいさな本棚(からっぽ)を最初に買って、
つぎつぎに豆本を書いたし、そこに入れていったとか
ああ、なんて素敵な・・・!

 

ピーターラビットの初版もありました!
自費出版したときの白黒の挿絵のやつです!
実物は初めて見た・・・滾るよぉぉぉ

 

カナダのものとしては、
モンゴメリーの初版本。うわああああああ!(初版に燃えるのマニアっぽくて気持ち悪いか??)

”アボンリー”のサイン入り うわあああああああ
愛猫”グッドラック”のラブレター うわああああああああ

”アン”の初版は1908年6月といわれることもありますが、それは嘘で、本当の本物は、”知人にのみ配られた”4月に出版されたバージョンだそうです。
それを知らずに間違えてしまっている情報源もあるそうですね、ひとつ勉強になりました。 Wikipediaは間違えてる

 

展示の他にも、司書さんに頼んだら、持ってきてくれるそうです
閉架式なんですね

コレクションの責任者の方は、とても優しそうなレディーで、丁寧にごあいさつしてくださいました。恐縮でした。

日本人の司書さんがいらっしゃるので、いろいろ教えていただきました。司書さんすごく親切でしたよ

 

日本の会社が写本したものが、NDLの子ども図書館のほうに入ってるそうなので、それも帰国したら見に行きます!

 

 

そして、仕事終わりに、別のフロアも見てきました。

図書館自体は、まんなかが吹き抜けの4階建て。

ヴィンテージなエレベーターがあります。

 

4階が、オズボーンコレクション

3階が、SFコレクション

レイ・ブラッドベリがいっぱいいいいいいいいい

そしてそしてカナダで人気(らしい?)ドクター・フー(自分もドクターのファン)

 2階が、一般書籍

チャイナタウンが近いため中国語の書棚が充実。

それから、サイエンスフィクションで1コーナーがあるのです。

1階の、入って右が絵本、左がヤングアダルト

そう、この図書館は、コレクションの関係上、

児童文学とSFが充実している図書館なのです!!!!!!

うわあああああああああああああああああああああ

私のためにあるような図書館ですね、嗚呼、この図書館に住みたい……

 

また、レポートに詳しくまとめることにします。
とりあえず、日記として書き殴ったまで。

インターンシップ内の興味深いお仕事のことや、

インターンシップ先の職員さんとの愉快なトークや、
もっともっと たくさん書きたい・・・!
そちらは、帰国後のプレゼンで、また。