9/17(水)

 

ストリートカーにも慣れて来ました。

 
トロントのスタッフ曰く、ストリートカーはトロントらしい景色だそうで…
 
ニコニコッとして定期を見せたら運転手さんニコッ☆としてくれました。「good morning!」と言っておきました。
うわぁカナディアンっぽい!
トロント大学生がうろうろしている地域なので私のような者にも住みやすい土地です。
 
それにしても何故、昨日はあんなに混んでたのに今日はすいてるんだ?
ストリートカー三連(間を空けずに来た)で運行してたお陰かな?
 
今日のランチは、スパダイナアベニューからチャイニーズストリートへ歩き、
中国料理を食べました。
ワンタンです。
スープにパクチー入ってます
 
ドリンクメニューたくさんあって困ったので、一緒にいた図書館スタッフさんに「珍しいもの!」とお任せして、
 
アボカドピーチ
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という飲み物を注文しました。
 
変な飲み物を選ぶ傾向にある私ですら引いた。
あまじょっぱかった。
うへへ、トロント、良いセンスしてるじゃん!
 
さて、今日は、トロント公共図書館のひとつ、「リリアン H. スミス」館に所蔵している「オズボーンコレクション」見学をさせていただきました。
 
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カレッジ・ストリート沿い、スパダイナ・アベニューの角のそばです。
 
 
入り口にはグリフィンの像!
ハリポタ熱が再燃してる私はグリフィンドールを連想しました
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この館には、
児童図書のオズボーンコレクションと、
SFのメリルコレクションがあるのです。
 
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オズボーンコレクションは、紀元前からの貴重な本が収集されています。
詳しくはこちらみてください
 

オズボーンコレクション資料室 - 古本ぺんぎん堂

[SUCRA] - 「オズボーン・コレクション」を訪ねて

 

スミス女史の熱心な活動は私も日本で勉強しておりました。
そのあたりの偉大なる功績は、トロント公共図書館のHPに詳しく書かれています

イギリスからカナダまで運ぶということは、貴重な財産を外に出してしまうということで、両国にとって注目される出来事だったそうです
「オズボーン氏が成人した年までのコレクション」ってところがいいですね。胸きゅんポイントです。

 

前から見てみたかったホーンブックの実物もみれました
皮に穴が開いていて、そこにひもを通して学校へもっていったそうです

 

本は貴重だったので、
みんなで回し読みしたり、
本を読める人がみんなに聞かせてあげてたそうです
本はひとりだけのものじゃなかったんですね

 

一方、豆本サイズの小さな本だったり、
鍵をかけられる本(!)だったり、
自分だけでこっそりよむ本もあったのだとか。

 

あ、そうそう。母校の図書館への土産話としてもウケそうなものとして…
豆本がめっちゃ可愛い
ブルジョワジーのお子様へのプレゼントに、ちいさな本棚(からっぽ)を最初に買って、
つぎつぎに豆本を書いたし、そこに入れていったとか
ああ、なんて素敵な・・・!

 

ピーターラビットの初版もありました!
自費出版したときの白黒の挿絵のやつです!
実物は初めて見た・・・滾るよぉぉぉ

 

カナダのものとしては、
モンゴメリーの初版本。うわああああああ!(初版に燃えるのマニアっぽくて気持ち悪いか??)

”アボンリー”のサイン入り うわあああああああ
愛猫”グッドラック”のラブレター うわああああああああ

”アン”の初版は1908年6月といわれることもありますが、それは嘘で、本当の本物は、”知人にのみ配られた”4月に出版されたバージョンだそうです。
それを知らずに間違えてしまっている情報源もあるそうですね、ひとつ勉強になりました。 Wikipediaは間違えてる

 

展示の他にも、司書さんに頼んだら、持ってきてくれるそうです
閉架式なんですね

コレクションの責任者の方は、とても優しそうなレディーで、丁寧にごあいさつしてくださいました。恐縮でした。

日本人の司書さんがいらっしゃるので、いろいろ教えていただきました。司書さんすごく親切でしたよ

 

日本の会社が写本したものが、NDLの子ども図書館のほうに入ってるそうなので、それも帰国したら見に行きます!

 

 

そして、仕事終わりに、別のフロアも見てきました。

図書館自体は、まんなかが吹き抜けの4階建て。

ヴィンテージなエレベーターがあります。

 

4階が、オズボーンコレクション

3階が、SFコレクション

レイ・ブラッドベリがいっぱいいいいいいいいい

そしてそしてカナダで人気(らしい?)ドクター・フー(自分もドクターのファン)

 2階が、一般書籍

チャイナタウンが近いため中国語の書棚が充実。

それから、サイエンスフィクションで1コーナーがあるのです。

1階の、入って右が絵本、左がヤングアダルト

そう、この図書館は、コレクションの関係上、

児童文学とSFが充実している図書館なのです!!!!!!

うわあああああああああああああああああああああ

私のためにあるような図書館ですね、嗚呼、この図書館に住みたい……

 

また、レポートに詳しくまとめることにします。
とりあえず、日記として書き殴ったまで。

インターンシップ内の興味深いお仕事のことや、

インターンシップ先の職員さんとの愉快なトークや、
もっともっと たくさん書きたい・・・!
そちらは、帰国後のプレゼンで、また。
 
 

 

9/16(火)

 

朝食は、ジャムパン二枚とオレンジジュースです。

カナダは三回目だという旅行者と一緒でした。


 

朝、初の10時出勤。

ストリートカーが激混みです。

さながら満員電車です。

 

自転車通学者の群も見えます。

こっちはみんなヘルメットしてる

 


いまだに車線が右側通行なのに慣れません。

 


通勤時に気づいたのですが、


カナダ人、よくしゃべる。


 

ストリートカーの運転手と客が話し始める。(おじいさん「昔はこんなに道が混んでなかったし交通も整備されてなかった」運転手「いまは毎朝この混雑だよハハハ」)


横断歩道にはみだした車の運転手と歩行者がしゃべる(運転手「ごめんなさいね!止まり切れなくて」歩行者「きにしないで!」)


おばあさんが横断歩道を突然仕切り始める(おばあさん「みなさん!左折車を待ちましょう!・・・あら、車の人、止まってくれるの?いいわよ先に行きなさいよ・・・いいの?じゃあ渡りましょう」)

 

 

日本の通勤って、みんな無言でしょ?「蟻の行列」でしょ?


トロントはコミュ障には過ごしづらい街だろうなとおもいました

 

 

ランチに、サブウェイを買いました。

PM11までのbreakfastのメニューから、3.50(税抜)のエッグ&チーズなるサンドイッチにしました。

 

日本のサブウェイは御用達な訳ですが…

忘れていました。

パンだのサラダだのドレッシングだのなんだのやたら選ばねばならない=英語で話さなければならないことを!

 

〜サブウェイの注文のしかたレポート〜

 


1.サンドイッチの種類

 

いつもの〜とか朝食〜とか期間限定〜とか、ジャンルごとにいろいろあるみたい…

 

2.パンの種類を伝えます。

 

日本だとウィートとかホワイトブレッドとかハニーオーツとかあった記憶がありますが、カナダはよくわからないのがもっとあります。

日本でもお馴染みのハニーオーツにしました。

 

3.パンの大きさを伝えます。

 

FOOT LONGか、6インチの二種類で聞かれました。

サイズはショートサイズ(6インチ)…が、日本の普通サイズです。

 

4.チーズを選ぶ

White?と聞かれたので、YES!と答えた。

何種かあるみたいです

 

5.トーストするかどうか?

 

6.トッピングする野菜を選ぶ

 

Everything except pepper

日本には無い、唐辛子のピクルスなるものがあるようです

 

7.ドレッシングを選ぶ

なんかこれもいろいろあります。日本にあるやつ、ないやつ、日本にしかないやつ、さまざま。

スウィートオニオンが美味しかったです

 

晩ご飯は、職場そばのスーパーで買って帰りました。

マッシュポテトとミートローフです。

プチトマトとブルーベリーも買いました。


 疲れたから買ってきちゃった。

 

ブロアストリートのスーパーは高級思考でしたよ!

成城石井みたいな感じなのだろうか…

 

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チーズ品揃え充実

 

お仕事は、休みなく働いたので、とても疲れました。

(もちろんお昼休みはありますよ)

 

朝のミーティングで自己紹介をしました。

ミーティングは当然、オールイングリッシュです!!

みなさん暖かく迎え入れてくださいました。

なにより、インターンシップ生がミーティングに参加させていただいてるってのが、すごい体験です。

緊張していたのをみて、休憩時間もいろいろ話しかけてくださって、申し訳なかったです。


みなさんとても親切。それにこたえられるように頑張ります。

 

 

細かい業務のあれこれは、帰国後レポートにまとめができるよう、しっかりメモしました。


ここでは、レポートからこぼれそうなトロントでの生活を書き残すことにします。

9/15 (月)

インターンシップ初日をサバイブしきりました!!

 
仕事内容は、どれくらい公開してよいかわからないので、そちらは帰国後にレポートにまとめるようにメモを残しておくにとどめます。
 
ここには、生活面を書きます。
 
お昼ご飯の場所を教わりました。
スモールサイズなのに山盛りです。食べきれず、晩御飯にもちこしました。
こちらで初めて知った英語なのですが、
もちかえることを「To go」、
店で食べることを「To Stay」とか「Here」とか、
現地のお店では呼んでいるそうです。
(イートインでなんか言われてわからなかった英語はこれか!)
 
 
近くの本屋さん、お客さんに、学校図書館への寄付を呼びかけるポスターがありました。一年じゅうやっていて、時期ごとに地区をわけてるんだって。
 
店内には、本だけではなく、家具など雑貨も売っていました。
さいきんは、このタイプのお店が増えてきているそうです。
お店によっては、簡単な赤ちゃん用品(洋服とかおもちゃとか)まで売ってるんだって!
なかなかに衝撃的な光景。
 
ちいさな「町の本屋さん」は数が減り、大手本屋が勢力を拡大しているとか。。。
そのあたりは、日本と同じですね。
 
今日気づいたことは、
 

日本を紹介する本って、こんなにたくさんあるんだ!という発見。

日本にいる日本人はあまり読む機会がありませんからね。
日本にいるときは気づかなかった視点から本を選んでいて、興味深かったです。選書基準を聞いてみたいな…
 
 
日本語でレファレンスデスクに立つのも難しいのに、英語でそれをやらねばならないこと。

とっさに英語が出てきません。(まだね)

たとえば、本の返却をする時に、利用者が本をカウンターに置いて、そのまま立ち去るべきなのかまだ確認することがあるのか、何をしたらいいかわからなさそうにしているときに、どんな英語を言うべきか……なんて、するっと言葉が出てくるわけない!(日本語でも難しいんじゃない?)
 
英語の文章を読んだり音楽を聴いたりするのは好きなんですけどね…英会話はダメダメでしたね…あーあ。
 
英語の訓練にもなりそうです!!!
 

DDC。

せっかく日本で使えるようになった専門用語は、カナダでは当然ながら全て英語なので、用語を覚え直さねばならないこと。
「貸出」なんて簡単な言葉から、ぜんぶ、覚えなおし!
NDCは三桁までだいたい覚えたはずなのに、
カナダではDDCだから、この知識が役に立たないのだ!!
(DDCは一桁しかわからないんじゃー!!
 
 
明日も頑張ります。
今日は疲れた・・・よ・・・

ミュージカル

まず、チケットは、

駅前のチケットショップで購入しました。ネットでも買えるようです。

 
劇場の入口でチケットを見せます。
さらに、中で、案内の人にチケットを見せると、席を教えてくれます。
案内の人は、スーツに蝶ネクタイなので、見分けがつきやすいです。
 
お客さんたちの服装は、人によりけり。
ドレスを着ているファミリーもいれば、
チェックシャツ+Gパン+スニーカーのおじさんもいたり、色々です。
「ちょっと都会へお買い物」といった服装で行けば良いかもしれません。
 
日曜の昼公演だったので、超入り満員でした。
 
劇場は、エントランスから中から、とても豪華です。
帝国劇場も真っ青なきらびやかさ。
座席で飲食可で、ポップコーンや飲み物を売っていました。
 
一番安い席で、
(税金手数料こみ)64カナダドル、日本円にして6200円くらいです。
劇団四季と同じくらいですね。
ブロアストリートのお店でとても可愛い靴をみつけて買いそうになりましたが、チケット代を考えると、ついケチって買いませんでした。
 
 
テンション無駄に上がってボックス席にしてしまったので、見づらそうです。
一階下手最後列にしておけばよかったかな…?
でも、ライトとか見れるし、オーケストラも見えるし、なにより舞台にめっちゃ近い!!
 
はい、大迫力でした。
キャストの表情がとてもよく見える。
袖のなかまで見えるので、グリンダが衣装を早着替えしてるところとか見えました。
場ミリは無いかわりに、レールが敷いてありました。装置の移動はほとんど機械がやるんですね〜すごい。
 
灯台、パーライトをGハンで吊ってて笑いました。
灯台の多さ!四季劇場より多いです。
上下の舞台袖上に、スポットを操作するおじさんがいました
(とても大きくて重そう。何キロのフレネルだよあれ)
 
劇が始まる直前に、アナウンスがあります。
1ベルも2ベルもないので、ご注意を。
休憩時間は、アナウンスもベルも何もないので注意。
劇が終わって幕が下りた後も、なにもありません。
お客さんもそれを知ってか、さっさと退席してしまいます。
余韻に浸るとかないんかい・・・!
 
歌もダンスもそこそこレベルが高く、日本で観るよりもより派手で豪華にミュージカルを楽しむことができました。なによりも、お金のかけ具合が違うなぁという印象です。衣装とか、装置とか、すっごいの。
 
当然ながらオールイングリッシュでしたが、だいたいの話の筋を知っていたので、ストーリーもちゃんと追うことができました。笑ったり鳥肌が立ったり忙しかったです。
 
wicked・オリジナルキャストのエルフィ役の女優が、
アナ雪のレリゴーでアカデミー賞をとったわけですが、
グリンダの衣装が、”雪の女王”っぽいんですよね。
それでまた「let it go」とか言うので笑っちゃいました。

トロントの自転車



筑波大学で普及している自転車。
トロント大学でも普及しているらしく、街には自転車がたくさんとまっています。

エクストリーム自転車移動アタリマエの、よく訓練された春日民としては、自転車が気になってしかたありません。

愛機・橙魂号を連れてこられたら…
とさえ思う今日この頃。

トロントには、
BIXIという自転車レンタルがあります。

レンタルは$7(税抜)、30分毎に課金。らしいです。
詳しくはサイト見ればいろいろ書いてあります




留める場所はたくさんあるみたい。
ちょうど宿からインターンシップ先まで行くのに、都合が良い位置に、留める場所があります。

自転車なんて方向間隔ない私に大丈夫かな?
…とおもいましたが、意外と平気なもの。
はじめての街なので焦りますが、道が碁盤の目になっているので、迷いません。

車道を走るのですが、自転車レーンがあって安心…かとおもいきや、路駐が多く、ひやひやします。

曲がる時は、日本ではあまり見られない、手信号を使うようです。
ポケモンのシゲルが手信号やってる四コマ漫画を昔見たことがあります

前の自転車を追い越すときは、ベルを鳴らすのがマナーみたいです
たくさん鳴らされました

宿から職場まで、自転車で15分でした。

自転車の仕様は、
・カゴがない代わりに荷物を固定するバンドがある
・ベルは左。日本と形状が違う。
・三段変速。
・サドルが高い。身長158cmですが、一番下にしても、ギリでした。

街には私有の自転車に乗ってる人がたくさんいるので、なんとなく様子を見ながら、真似していれば大丈夫でした。

歩くには少し遠いかな?という距離だったので、これを機会に、宿からリトルイタリーのほうまで散策してきました。

9/14(日) 3日目

今日は、積極的に英語を使い、英語に慣れよう!の日でした。

 

朝、まず自転車に乗りました。

自転車レンタルサービスです。

知らない土地で、筑波とはまるで勝手が違うので、かなり神経を使いました。

 

地下鉄で、月曜からのウィークリーパスを買いました。

ブログとかで下見したのですが、なんか値上がりしてる…

 

そしてそして、

ミュージカル「Wicked」を観劇してきました!

トロントのミュージカルは世界的にもレベルが高いそうで、

ブロードウェイに次ぐ劇場都市だとトロントっ子は誇りにしているとか。

 

 帰りに、スーパーで自炊用の食材を買いました。

食パン12枚切りと、ストロベリージャムと、オレンジジュースです。

食パンはなんか安くて驚きました。

本当はメイプルシロップがよかったのですが、750mlの大きなサイズしかなかった。ピーナッツバターはげろ甘そうなので、ストロベリージャムに落ち着きました。

牛乳は、カナダのは味が薄いと聞いていた上に、なにを選んだらいいかまだよくわからないので、とりあえずドールのオレンジジュースにしておきました。これも、サイズが大きく、ペットボトルは2Lサイズしかないので、紙パック1Lです。

 

晩御飯は、カリフォルニアロールです。

5.99ドルでした。はしとわさびと醤油(キッコーマン製)がついてきました。